株式会社NIPPOに対する公開買付けにおける
少数株主利益保護に関する問題提起後の報道等について

(公開日:2021年10月7日 / 最終更新日:2021年10月19日)

<株式会社NIPPOに対する公開買付けの全体像>

現在、株式会社NIPPO(以下「NIPPO」)は、ENEOSホールディングス株式会社(以下「ENEOS」)が約57%、残りを少数株主が保有する、いわゆる親子上場の状況です。そのような資本関係下で、2021年9月7日に、ENEOSとゴールドマン・サックスがNIPPOに公開買付けを実施することが発表されました。また、NIPPOは、公開買付けに対して、賛同表明を行い、株主に公開買付けへの応募を推奨しています。

株式会社NIPPO 開示情報(株式会社NIPPOのウェブサイトへリンクします)
ロードマップ・ホールディングス合同会社による株式会社NIPPO(証券コード:1881)の株券等に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ
ロードマップ・ホールディングス合同会社による当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する意見表明のお知らせ


この案件が成立すると、NIPPOは非公開化され、その株主構成は下図のように変化します。



当社は、当社がマザーファンドに投資助言を行う投資信託「マネックス・アクティビスト・ファンド」で保有しているNIPPO株式を公開買付けに応募するかの判断に際して、この公開買付けについて精査したところ、最も重要な条件である公開買付け価格が低く、本件においては少数株主の利益保護が十分になされたとは言えないとの結論に至り、当社は、NIPPOが本件への賛同および応募推奨を見直す契機として、NIPPOの取締役会及び特別委員会に少数株主利益保護に関する提案書簡を2021年9月24日に送付しました。

カタリスト投資顧問株式会社 開示情報
株式会社NIPPOに対する公開買付けにおける少数株主利益保護に関する問題提起



<その後の報道など>

▪2021年9月27日
シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ
― カタリスト投資顧問の考えをおおむね支持

▪2021年10月4日
オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド
オアシスはNIPPOの特別委員会が少数株主を保護するよう強く求める (ビジネスワイヤのウェブサイトへリンクします)

▪2021年10月5日
東洋経済オンライン 掲載記事
ENEOSの優良子会社「上場廃止」に噴出する異論 「少数株主の利害がないがしろ」という批判も (東洋経済オンラインのウェブサイトへリンクします)

▪2021年10月5日
日本経済新聞 掲載記事
― オアシス、NIPPOの非公開化に反対表明

▪2021年10月7日
オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド
株式会社NIPPOに対するENEOSホールディングス株式会社及びザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクの公開買付け価格における少数株主利益保護に関する懸念 (ビジネスワイヤのウェブサイトへリンクします)

▪2021年10月19日
REUTERS 掲載記事(英文記事のみ)
Goldman plays with hot tar in Japanese buyout (REUTERSのウェブサイトへリンクします)


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